社会科学の基礎概念
目的合理的行為:目的を達成のために、世の中の動きや他人の行動に期待
価値観合理的行為:目的を絶対的なものだと捉え、状況を考えず目的を達成しようとする行為
感情的行為:特に目的を持たず、対象への感情発散のため行われる行為
伝統的行為:習慣化して無意識に行われる行為
社会における個人 社会契約論?
不平等の固定化→君主をトップとする支配構造が固定
問題点→この支配構図は、君主の力のみで支えられているため不安定。
では、誰もが力が持たない自然状態がいいのか?→そういうわけでもない
→君主の力が失われてしまうと、パワーバランスが崩壊し内戦状態に突入せざるをえない。→自然状態がいいとは限らない。
→何かを腕ずくで獲得する自由(自然的自由)を制限し、各人の能力差を認めつつ、権利としての自由(市民的自由)を平等に保障するためには、社会契約を結ぶ以外にはない。
→社会契約によって多種多様な人々が、それぞれ一人格として、つまり社会のメンバーとして相互に平等となる。このように自由と平等の両立を社会全体で実現するように向かわせる動因が一般意志です。
社会契約:自由と平等を両立させるための原理
一般意志:社会契約の実施化を目がける要因
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